Nextcloudサーバーをつくった話

この記事は don.8mitsu.net Advent Calendar 2019 2日目の記事です。
1日目はかるばぶさんの やる夫スレがラノベ化!今すぐ読もう! でした。

どうも、はちみつです。某イット系の会社で広報の仕事をしてます。元々はエンジニアでしたが最近はエンジニアリングな現場からは離れて、新しく増える仕事もマネジメントだったりします。このアドベントカレンダーではイット系の記事を書いたり、非イット系の記事を書いたりする予定(つまりなんでもあり)なのでよろしくおねがいします。

今回はNextcloudのサーバーをつくった話について書きたいと思います。

Nextcloudは以前から欲しいなと思っていたのですが、引っ越しを機に、通常のインターネット接続をIPoEに移行して、PPPoEの固定IPを公開用に占有できることになったので、このタイミングでつくってみることにしました。

なおNextcloudの運用にあたっては、VPS等のホスティングサービスを使うということももちろんありますが、ランニングコストの面を考えると、VPS等による運用はDropboxなどのサービスに月いくら払うのとあまり変わらないと思ったので、ここはオンプレでたてることにこだわりました。

だいたいはこの記事を見ながら、手順は多少アレンジしてつくりました。Ubuntuですと、OSのインストール時にNextcloudを入れることもできるので一度やってみたんですが、何がどこに入っているのかがさっぱりわからず「これは運用ができないな」と思って、LAMP環境をつくるところから自分でやることにしました。

基本的にはLAMP環境を構築してWebサーバーのドキュメントルートにNextcloudのファイルを展開してWebからセットアップ、という感じでつくりました。PHPのモジュールはしっかり入れて有効化しておかないとコケるので要注意です。さきほどの記事を読んでやっていれば大体大丈夫なはずです。あと今回はMariaDBだったので認証まわりで引っかかることはありませんでしたが、MySQL8ですとデフォルトの認証方式が変わっているために考慮しないとセットアップに失敗すると思います……。

NextcloudはLAMP環境で動くアプリケーションなので、場所によってはレンタルサーバーでも動くらしいです。恒常的な運用はオンプレでしますが、実験用に複数社のレンタルサーバーを借りているので、動くかどうか実験してみたいな、と思います。