【エログロ注意】TryQueen the Animationを見た感想

※本記事にはエログロが含まれます。ご注意ください。

本記事は架空アニメ Advent Calendar 2025の2日目の記事です。
昨日はておりあさんのアニメ「怪獣たちのいないところ」聖地巡礼(祖師ヶ谷大蔵編)でした。

で、早速本題に入るんですけど、TryQueen the Animationを見たのでその感想を書いていこうと思います。

TryQueen(トライクインと読むらしい)は汐留みずほ先生のアダルト小説。あらすじとしては、過去の戦士の転生した存在だと告げられた主人公が
バトルヒロインに変身して悪の組織ブリザードの刺客と戦うという変身ヒロインものなんですが、主人公は力を得た影響で感じやすくなっており
そこを弱点として突かれて毎回調教の憂き目に遭いながら、最後は一発逆転して、クインサンダーという生命体を爆発させる必殺技で敵を倒す、という
絵に描いたようなヒロピンものです。ちなみにブリザードは悪の組織のはずですが街を襲ったりは一切せず、「主人公を生け捕りにする」ことだけを目的にしてやってきます。
この理由も最後にわかるのですが。

しかしさすがに地上波でやる作品ではなかろうと思ってたんですが、やっぱり調教シーンとかかなりマイルドになってますね……。
最高に悲しかったのは、変身バンクが普通の変身ヒロインものみたいなキラキラしたやつになってたことですかね。
原作では、膣から分泌された体液が全身を包み込み、セーラー服を溶かして同化してスーツに変わるというやつなんですが、
まぁそんなん地上波では無理だわな。スレイヤーズTRYでアトラスの魔道士のグロシーンがマイルドになってたのと同じ
悲しみを得ましたね……。

しかし、もう最後だからいいと思ったのか、ここだけはちゃんとやらないと続編が作れないと思ったからなのか
ラストだけはかなり原作を忠実に再現しようとした努力が見て取れました。

ブリザードの首領がトライクインを生け捕りにしようとしていた理由は、自分の子を産ませるためだったという。
首領は色々調べたが自分の子を産めるのは地球にいるトライクインだけだということがわかったそうで、それで
地球にやってきたんだとか。そして最終決戦でついに主人公は首領に犯されて妊娠してしまうんですね。それでも
なんとか首領にトドメ刺して本拠地から脱出したものの、途中で力尽きて雪上に倒れてendというのが第1部の
終わり方です。ここは表現がマイルドになりながらも本筋を変えなかったのがすごい。よくやった。

第1部ということは第2部があるのか?ということですが、あります、第2部。第1部の主人公とブリザード首領の間に生まれた子が
第2部の主人公です。悪の血の影響に苦しみながら正義を貫こうとする第2部の主人公もかっこいいのでぜひ第2部もアニメ化してほしい。

明日はりょうぎりさんです。