正確には初ではないのですが、作ったのがだいぶ昔であることと、自分のためではなく他の人のPCを作った(いわゆる「他作PC」)ものなので、自分のためにPCを作ったのはこれが初めて。
これまでは自作っぽくてもBTOマシンをベースに改造するとか、ベアボーンをベースに作ったりとか、メーカー製マシンのCPUだけ取り替えて使う(買った時点で元のCPUは使わないことが確定してたのが珍しいところ)とか、どこかこう「全部を自分で作るということを避けていた」ところがあるんですけれども、今回はケース調達・電源調達から各パーツ調達・取り付けまで、全部やりました。久々に作ってみて、最近はすごい楽になってんやなってビックリしました。
基本コンセプト「小型ケースだけどグラボ搭載可能なマシン」
ということで、パーツ選定はDOS/V POWER REPORT 2018年11月号の作例⑥をベースにしています。細部は異なりますが、根幹の部分はかなり「実績がある構成」ということで作例に大きく寄せた感じになっています。自分で選んでしまってうまくいかなかったときが怖いので、かなり安全側に倒した感じです。これが慣れてくると同クラスで最安パーツを全部自分でセレクトして組む!みたいな冒険ができるのかもしれませんが、今その勇気はありませんね……。
- PCケース:Fractal Design Node 202 \10,327
想像していたよりはデカかったのでちょっとびっくりしましたが、グラボが入るケースとしては最小レベルのサイズ。 - マザーボード:MSI B360I GAMING PRO AC \11,662
1680万色に光ったりはしない普通のマザーボード。 - CPU:Intel Core i3-8100 \19,480
もっと強いCPUも考えたんですが、CPUは最初からめちゃ強じゃなくてもいいかなということでこれに。というかiシリーズにした時点で強いという感覚がある(Celeronが弱い)。ピン折ったらどうしようとか思ってたんですが、LGA1151は磁石のようにひっつくフラットな電子接点になっていて、ピンがありませんでした。なんて安全なんだ。今まで一番安全なのはSlot1だと思ってたのに。 - CPUクーラー:Core i3-8100付属のリテールクーラーを使用
グリス塗らなきゃとか思ってたら、クーラーのヒートシンクにグリスがシート状に塗布されているのね……最近ほんと便利になったものだわ…… - メモリ:PC4-21300(DDR4-2666) 8GB×2枚 288pin Crucial by Micron W4U2666CM-8G \16,718
ベース作例では4GB×2のところを8GB×2にしており、ここは最初から欲張ったところです。いやメモリ16GBとか少ないだろうというお声はありそうですけど、「たくさんあったらいいね」と「現実的なコスト感」のバランスをとった結果。ちなみにいくつかある候補の中でこれを選んだのはレビューの評価が高かったから。 - SSD:Crucial SSD M.2 500GB P1シリーズ Type2280 PCIe3.0x4 NVMe CT500P1SSD8JP \12,388
自分でM2SSD買ったのは初めて。これも値段とブランドのバランスをとって選んだらこうなりました的な感じです。 - 電源ユニット:Silver Stone SST-ST45SF-V3 \10,880
これはベース作例で採用されていた電源ユニットがレビューの評価がよろしくなかったので、同クラスで評価の高いものを選んだらこれになりました。実はこれだけ入手がちょっと困難でした。でも手に入ったのでよしとす。
\81,455かー。結構いっちゃいましたね。でも自作PCのメリットとして、時期をばらしてちまちまとパーツ集めしてイニシャルコストを分割できるというのがあるので、なんかこう1台ドーンと買っちゃうのに比べるとだいぶ資金繰りはラクでしたね……。
未完成ながらすでに稼働中
一応PCとして動く最低要件は満たしたのですでに動かしています(初期不良チェックもしたかったしね)。本当はグラボがついて完成の予定なんですが、まぁグラボ結構なお値段することもありちょっと時期をずらそうかということで後回しにしています。多分これがつきます。
そういやOSのこと全然書いてなかったですけど
Ubuntuを入れました。
何に使うの?
それは秘密です(ゼロス)